マイアティ・ソーはアメリカで大人気のコミックなので、「マイティ・ソー」が映画化されたことでオーディションで選ばれたキャストは「マイティ・ソー」に出演することが嬉しくて嬉しくてたまらなかったようです。浅野忠信さんは初のハリウッド映画ですが、アメリカでとてもマイティ・ソーが人気が高いことに驚いたそうです。
出演するキャストたちが「マイティ・ソー」に出演することを願って願ってオーディションを受けるほどの大人気アニメということを、撮影に参加してここまで人気が高いことを知ったそうです。もちろん念願の「マイティ・ソー」に出演したキャストたちは、撮影現場でもとってもにこやかに嬉しそうにしていたそうです。
原作のコミックアニメは「スパイダーマン」や「X-メン」などでお馴染みのマーベルコミックです。「マイティ・ソー」の監督は、俳優としても著名だけではなく、ローレンス・オリヴィエの再来とまで言われる、シェイクスピア俳優としても有名なケネス・ブラナーが、この作品の監督をしています。
企画の段階では、サム・ライミ監督が「ダークマン」を撮影した後に、「マイティ・ソー」を映画化する話も出ていたようですがその話は実現することはありませんでした。マーベル・スタジオズの興行収入が起動に乗った1997年4月まではマーベル・コミック大人気の「マイティ・ソー」の映画化はなかった状態でした。それからいろいろと紆余曲折をへて、ケネス・ブラナーへ監督の交渉が入り、結果2008年12月に「マイティ・ソー」の監督にケネス・ブラナーが決定!という運びになりました。
「マイティ・ソー」の中で、クレジットはありませんがサミュエル・L・ジャクソンがニック・フューリー役として出演していますが、同じ役柄で「アイアンマン」でも登場しています。笑 よってサミュエル・L・ジャクソンは「マイティ・ソー」を含めると全部で9の作品にニック・フューリー役として登場していることになります。そのあたりも併せて映画を見るとより楽しく見れます。
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配役のオーディションが開始したのは、2009年2月のことです。ケネス・ブラナー監督がキャストに選んでいたのは、年齢が25歳前後の配役でした。ロキ役のトム・ヒドルストンは映画の中では黒髪ですが、地毛はブロンドなので最初はソー役のオーディションを受けていました。ソー役のオーディションを見ると、ロキ役を演じているとは思えないほどの筋肉マッチョでハンマーを持って演じている姿です。もちろんトム・ヒドルストンも、ソー役のオーディションなので身体を鍛えて筋肉を作り上げてオーディションに望んでいることが伺えます。
オーディションを進めていくうちに、ケネス・ブラナー監督はトム・ヒドルストンの演技を見て、うーーん。ソーじゃないんだよなぁ。台本を読み進めていけばいくほど、そしてオーディションでトム・ヒドルストンの演技を見ていくにつれて、「やっぱりソーじゃないなぁ。ロキじゃないか?!」と思うようになり、そしてそのことをトム・ヒドルストンに告げます。オーディションの最終段階に差し掛かった時のことです。
「君を、ロキ役にと配役を考えているんだ。」監督のケネス・ブランナーは、ソーはオーディンの実の息子でいわば天真爛漫なキャラクター。そしてソーの弟のロキは、兄は本当の弟のように考えているけど、ロキはオーディンの実の息子ではなく養子なのでソーのような天真爛漫ではなく複雑な心を抱えています。その複雑な心を持つロキを、演じるにはトム・ヒドルストンしかいない。と思ったのでしょうね。
もちろんトム・ヒドルストンも、監督からロキ役に考えていることを告げられてとても嬉しかったようです。トム・ヒドルストン自身も心理面の複雑さを掘り下げているということに興味があるからです。そしてケネス・ブランナーの読んだとおりに、素晴らしいロキ役が誕生しました。
ソー役にはクリス・ヘムズワースが決まり、そしてロキ役にはトム・ヒドルストンとなって、他の配役も決まり始めました。ハリウッド初進出の浅野忠信さんももちろんオーディションを受けています。ケネス・ブランナー監督が前に「モンゴル」を観ていて、浅野さんのことを気に入っていたようですが「マイティ・ソー」のオーディションは、ビデオでのオーディションを2回受けてホーガン役を射止めました。
そして7月にはソーとのロマンスがある、ジェーン・フォスター役を演じるのはナタリー・ポートマンということが発表されて、次々に配役が発表されていきます。そしてオーディン役を演じるのが名優アンソニー・ホプキンスということが発表されたのは10月下旬のことです。ソーの母親役を演じたレネ・ルッソの配役が決定したのは、12月のことでした。
遂に撮影が開始されたのは、2010年1月11日のことです。
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